王道死にネタでありながら、原作エピソードや日常話的要素を含みつつ、最終的にはおとぎばなしのようにまとまってしまった統一感のない話でしたが、お付き合いくださってありがとうございました!ここまで恋愛色の強い話を書いたのが初めてで(登場人物に「好き」がどうだとこれだけ言わせたのも初めてで…)いろいろと居たたまれない気持ちになりつつ、でも書いていてとても楽しかったです。
跡部と宍戸の一人称が交互にくる、という変則的な構成にしてしまい、しかも跡部の設定をあんなふうにしてしまったがために、跡部一人称のときに極端に登場キャラが偏ってしまったのが心残りですが、一応氷帝をみんな出せてよかったです(滝以外…ごめんなさい!)。
現実にはありえない話ですが、またも目指したのは「普通の中学生の恋愛」。読んでくださった方に、あのころを思い出して甘酸っぱい気分になってもらえたらなあ、と思います。ちなみに最後の話は、全16話のつもりだったので書く予定はなかったのですが、あのままではあんまりかなと思って勢いで書いてしまいました。一番恥ずかしいかも…ありえない!
アオリ文でほぼ正確にラストが想像できる話というのも珍しいかと思いますが(…)、ご意見ご感想、そもそもこれのどこが跡宍なんだよという文句など(跡宍跡、ということでよろしくお願いします!)ありましたら是非是非聞かせてください。
ではでは、最後まで読んでくださったみなさま、WEB拍手で感想くださったみなさま、本当にありがとうございました!
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