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A n d T h e n ・ ・ ・?
「俺少し持ちますよ、宍戸さん」
「当たり前だ!・・・ってうわっ、てめえ!」
「わっ、ご、ごめんなさいっ!!」
少々強引に引っ張られたためかファスナーが開いてしまい、宍戸のバッグからラケット数本とテニスボールが転がり落ちる。
「あー、バス出ちゃう!行きましょう!」
落ちたラケットやボールを慌てて拾い上げ、鳳は宍戸の腕を掴んだ。
「おい、まだ拾い終わって・・・」
「ボール1個くらい後で弁償します!早く!」
「てめ・・・後で覚えてろよこのバカ!」
大きな後輩の勢いに圧倒されながら、宍戸は腕を掴まれるまま、バス停に向かって駆け出した。
「おかあさん、これなあに?」
もし自分にちゃんと絵が描けるのなら、本当は絵にしたかったシーンです。
思い描いていたシーンを、祥子さんがそのままイラストにしてくださいました。
本当は書くつもりのなかった「それから」の話なのですが、
何と番外編にまで広がることに(笑)。
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