「ねえねえ、柳さん」 「……こんなふうに、傍にいてくれるひとがいるからだろうな」 |
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柳に触れられると、赤也の心はぎゅうっと苦しくなるのでした。 (柳さんの笑顔はとても綺麗だけれど) 「わ!」 仁王が呪文を唱えた瞬間、柳にもらったマフラーから炎が上がりました。 「あちっ!」 おそるおそる赤也が目をあけると、もうその炎は消えていました。 |
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仁王は赤也の顔を覗き込んで言いました。
赤也は何もいえませんでした。 |